写真関連書籍・本棚

ここには、写真関連の蔵書や好きな本をメモとともに記憶しておく本棚ということで、更新してゆく所存です。もう2度と手放さない、厳選された本だけを残しました。そしてこれからも厳選して本を購入させて頂く所存です。

2017年4月8日坂倉恒

2018年12月4日更新

◉森山大道先生『NAKAJI』

暇があれば何度も何度も頁を捲って眺めてます。

最初からじっくりと観照することもあれば、ペラペラしながら、ふと目に留まった頁を開いて、じっくりと観照することもあります。

ここには、安井仲治先生への追憶と同時に、森山大道先生の世界へのオマージュでもあります。

世界の良い面も悪い面も全てひっくるめて受け止め、視て、観察して、考えている。

世界の成り立ちを。

世界の仕組みを。

己の来し方行く末を。

大道先生が問いかけた生命、万物への謎への探究心が、そこここから垣間見えます。

名作です。

この名作を観照させて頂く度に居住まいを正して、己を律して、自立し、自律して、世界と向き合って行こうと決意を新たに問い直すことが出来ます。

2018年7月3日更新

◉デジタル暗室関連の書籍を買い戻しました。

写真作家として、精進します。

2018年3月7日(水)更新

◉「ソニーの本屋 Reader Store」と鴻上尚史先生の名著『不死身の特攻兵』と

我が愛機・SONY DSC-RX100(コードネーム:百式)をマイソニーに登録していると、SONYさんから色々な情報をメールで送って頂けます。

先日3月3日のCP+2018の情報もそうでした。

そして本日は、「ソニーの本屋 Reader Store」について案内メールが到着しましたので早速、登録して使ってみました。

ページ捲りも俊敏で、 iPad Pro も iPhone7 もどちらでも読み易いです。

そこで、鴻上尚史先生の名著で15万部を突破したベストセラー『不死身の特攻兵』を購入しました。

本日も『鴻上尚史先生のオールナイトニッポン・プレミアム』を拝聴し、鴻上尚史先生の懐の深さを感じ入りました。

じっくりと味読させて頂きます。

2017年5月11日(木)更新

◉『大津波来襲・東日本大震災 ふるさと石巻の記憶〜空撮 3・11その前・その後』(三陸河北新報社刊)

月命日の今日、忘れてはいけない記憶として、このA3サイズの写真集を手の届くところに置いてます。何度も拝見し、その度ごとに胸が詰まる想いです。空撮で見ると、改めて津波の被害の甚大さと、人間の無力さ・儚さを痛感します。

熊本地震を始め、山火事や大火災も起き、鴨長明先生が『方丈記』に記事として書かれた時代と同じで、いろんなことが起こります。何があっても生き延びられる様、精神を鍛えて、邪悪な何かに近づかない様心掛けたいと思います。

2017年5月5日(金)更新

◉杉本博司先生の定本『歴史の歴史』(新素材研究所刊)

京都造形芸術大学・東京藝術学舎の短期講座『美術家・建築家・蒐集家・杉本博司先生』の授業にて、鈴木芳雄先生が、「この本は、杉本博司先生を知るための定本です」と話してらっしゃいました。

多くの著書や写真集が刊行されてますが、それらを加筆訂正増補などを行い、纏められ凝縮され決定的な内容となってます。

これまでの多くの著書を何度も拝読させていただき、写真集もいくつかじっくり観照させて頂き、いくつかの写真展にも伺わせて頂くことで、そして昨年の短期講座に参加させて頂いた事で、大分、杉本博司先生について、どこへ向かおうとしているのか、現在の立ち位置と方向性なども少しずつ深みを帯びて理解できました。

どの本を読んでも、この定本『歴史の歴史』に立ち還ります。

そして、杉本博司先生が予見した未来を、回避できる様、精進し、伝燈を受け継ぎ、自分なりの、「今、ここ」の切実さを付け加えて、次世代へと受け渡していける様、精進したいと思います。

2017年5月4日(木)更新

◉『北斎漫画』《1江戸百態篇》《2森羅万象篇》《3奇想天外篇》(青幻舎刊)

京都造形芸術大学・東京芸術学舎・外苑キャンパスの短期講座『日本人の好きなものは、全部浮世絵に書いてある』(全5回)の講義の予習として購入しました。浦上満先生が監修されており、執筆もされてます。とてもコンパクトですが、北斎先生が魂を吹き込み、生き生きとした人々が、まるで本当に、生きているかの様です。或いは、様々な妖怪や物の怪も、実際に存在していて、ある入り口を通過した妖怪などを目の前に見ているかの様に、魂が吹きこめられてます。

北斎先生の画力の凄まじさと、極地への飽く無き探究心と知的好奇心が感じられ、見返すたびに、謙虚で無知の知を知り、飽く無き探究心と知的好奇心を持って世界を眺めれば、その生き様こそが、表現する何かを呼び込み、降ってくるのだと、改めて確信し、襟を正し心を開いて、悪を退け、無我の境地へ行くのに必要なものだと確信してます。

2017年5月1日(月)更新

◉林綾野先生/絵:たんふるたん共著『ぼくはクロード・モネ』(講談社刊)

クロード・モネ先生の生涯をとても分かり易く、かつ奥深く、丁寧に現地の空気を吸い、モネ先生の生き様を感じ取り、その場所のアウラを纏った林綾乃先生の言霊がモネ先生の生き様を言葉にならない「何か」として、場のアウラをそのまま閉じ込めた様な素敵な絵本でした。

京都造形芸術大学・東京藝術学舎の短期講座で2度目の講義でした。改めて林綾乃先生の造詣の深さ、知識の豊富さ、バイタリティー溢れる様が感じられました。

素敵な本をありがとうございます。大人が読んで楽しい本は、子供は知らぬ間に感じ取って読んでしまうと思います。パーソナルな経験ですが。それでも、そういう子供はいつの時代も、一定数の割合で存在し、大人になっても無知の知を知り、だからこそ、もっと知りたいと、知的好奇心と探究心を持って大海原へと進んでいくのだと改めてこの本を読んで、思いました。

2017年4月30日(日)更新

◉飯村隆彦編/オノ・ヨーコ先生著『ただの私(あたし)』(講談社文庫刊)

小山登美夫ギャラリーさんに置いてあり、オススメだと感じ、書店で購入。オノ・ヨーコ先生がどのように生き延び、悪意の魔の手から逃れつつ、己の中にある切実な「何か」を形にして来たか。その戦いの記録であり、思い出の記録です。

名著です。これによって、オノ・ヨーコ先生が音楽もやっていたと知りました。

iTunesでオノ・ヨーコ先生の『Every Man Has a Woman Who Loves Him』を購入し拝聴してます。名曲です。

2017年4月29日(土)更新

◉矢代勝也著『岩佐又兵衛作品集〜MOA美術館所蔵全作品』(東京美術刊)

岩佐又兵衛先生の絵巻が全部掲載されていて、しかも重要な部分は拡大されてます。

  • 山中常盤物語絵巻
  • 浄瑠璃物語絵巻
  • 堀江物語絵巻
  • 故事人物画・物語絵

粗筋に解説、そしてそれぞれの場面の下にその場面のテロップ、詞書と、まるで映画やアニメを見てるかの様に絵巻が展開していく様が、ダイレクトに伝わります。

今まで、画集や初心者向け日本美術史とかで、一部だけを拝見したりしてましたが、やはり絵巻は全部通して見ることで、流れの中にある命を感じ取ることができます。

「至る所に命の流れを感じること」

読破した本に書かれてた大切な言葉ですが、とても大切なことを捉えてると思います。万物に神が宿る。その思想の根底にあるのが、この「至る所に命の流れをかんじること」なのだと確信してます。

岩佐又兵衛先生の生涯も詳しく書かれており、これ一冊で、岩佐又兵衛先生がどういう人柄で、これらの絵巻に、何を込めて、伝燈として受け継ぎ、受け渡してくださったのかが、感じられます。お勧めです。

2017年4月27日(木)更新

◉田中一光先生/小池一子先生共著『JAPANESE COLORING』(リブロ刊)

日本の色彩を、日本を象徴するモチーフや精神を視覚化したものの集合。

  • 紅白
  • 黄金
  • 多彩

と分けて、それぞれに相応しい、まだ日本に残る色彩の精神を具象化し、区分けし、命名されてます。

田中一光先生のエッセイ「赤に対する白と黒」も、小池一子先生の図版解説も、とても分かり易い言葉で、奥深い日本の色彩に対する精神性を炙り出してます。

そして、一倍最初にある芳賀徹先生のエッセイ『徳川日本の色とデザイン』がとても秀逸で、改めて日本人が色に託した精神性を和歌とともに掬い上げ、そこにある江戸好みや粋な身と心の振る舞い、「在るがまま」の具現化を試みた名エッセイです。

京都造形芸術大学・東京藝術学舎での短期講座「美術家・建築家・蒐集家・杉本博司先生」の講義で小池一子先生に薫陶を受けさせて頂きましたが、その前に予習としてこの本も見つけ、観照し熟読させて頂きました。

小池一子先生の根幹が、伝燈の中にある「粋」で「在るがまま」の精神性を受け継いで、そこに小池一子先生の生き様を付与し、次の世代である我々に受け渡して頂いた感覚があります。

小池一子先生から預かりました伝燈を咀嚼し、心の奥底の襞の隅々にまで浸透させ、阿頼耶識に種子として薫習し、そこから「今」を生きる切実な何かを、滲み出てくる何かを付与し、形にし、次の世代へとリレー出来る様、日々精進して参ります。

ありがとうございます。

2017年4月26日(水)更新

◉菅木志雄先生著『SITUATED LATENCY』(MO+/HeHe刊)

菅木志雄先生がMO+で個展をされた時の図録。HeHeさんが編集デザインされていて、とても素敵な図録となってます。

これまでの菅木志雄先生の軌跡を辿るために、魂の追憶をするために必携の一冊です。

菅木志雄先生の思案ノートも掲載されていて、菅木志雄先生の作品が、磁場のアウラが、そこに介入させた事物をどのように認識し、変容し、受け入れていくか。

その磁場の蠢く様の思念が垣間見られます。

菅木志雄先生の著書や作品集には、先生の論考が掲載されていて、とても奥深く、この、混迷のテロの時代に必要な論考だと確信してます。

我々は、世界中の我々は、磁場に現れる「何か」に混迷を極め、思い込みや勘違いを引き起こされていて、その結果、因縁や業因の種が芽生え、思惑や妄執に取り憑かれ、何が正しいのか、見えなくなっています。

その結果、今、極度の緊張感を孕んだ磁場のアウラが出現していて、バランスが、動的平衡が崩れかかっています。

菅木志雄先生の論考を、作品を、もう一度丁寧に観察し、そこに見出される発見とアウラの変容を見逃さない様にそっと掬い上げる様に世界をその眼差しで、天使の、無我の境地の眼差しで眺める事で、世界のバランスが回復していく様に思われます。

妄執を捨て去る事。それこそ白洲正子先生の「お能の本質」であり、そこでさっと断ち切れるかどうか。

芸術とは、知見であり予見でもあり、次元を超えた何かの存在と、菅木志雄先生はもうずっと以前から関わり合い、取っ組み合い、どう関係性を結べるか、試行錯誤されてこられました。

その軌跡を辿らせて頂く事で、「今」を生きる我々の切実な願いや思念を具現化する事で、バランスがとれ、センチネルとしての責務を果たせるのではないか、と感じてます。

それぞれの持ち場で、何をすべきか。

村上春樹先生がその著書に記してきました様に、もうすでに、今の時代は、「悪をなさない」だけではダメなのだと確信してます。どのように、センチネルとしてコミットし、それぞれの持ち場で浄化させ新生させられるか。

「存在とは別の仕方で」存在する何かとどのようにコミュニケーションを取れるか。

それほど、世界は逼迫し、切実さを、覚悟を必要としていると感じます。

2017年4月25日(火)更新

◉奈良美智先生/川内倫子さん/FOILさん共著『FOIL no war vol.1』(リトル・モア刊)

現FOILの竹井正和社長がリトル・モア時代に作った本です。ここからFOILという雑誌を刊行し続け、リトル・モアから分離・独立し、今に至ります。

リトル・モアが大きくなり、たくさんの、多様なニーズに応えるべく手広くなったことで、武井正和社長は、原点回帰を模索し、リトル・モアさんの中で『FOIL』という雑誌を立ち上げ、武井社長が本当に作りたい雑誌を目指し、『FOIL』と言うレーベルで刊行し続け、その後、『FOIL』と共に、武井正和社長は独立されました。

とても素敵な社長で、義理人情に深く、まるで江戸時代の蔦重こと蔦屋重三郎先生の再来のような人格と精神を持った方です。何度かお目にかかり、一度お酒を飲ませて頂き、写真を見て頂きました。

その『FOIL』の原点であるこのアフガニスタンを撮影し、絵を描いた、奈良美智先生と川内倫子さん、そしてガードマン役の武井正和社長の三人でアフガンを周り、撮影し描いた絵がとても素晴らしく、編集の中村水絵さん(現在、独立されてHeHeさんで頑張ってらっしゃいます)のコンビで、否、FOILの皆さん全員の力で出来たこの本はとても素晴らしく、アフガンの本当の姿を物語ってます。

武井正和社長の著書で知ったはずですが、当時のアフガンの首相(トップ)が日本へ来た時、この『FOIL no war』を見て、「これこそ、真のアフガンだ。」と絶賛されたそうです。

それくらい、アフガンの皆さんの日常に混ざり、交歓し、天才的な巫覡の才能を発揮されて写真を撮り、絵を描き、まさに日常の儚さとかけがえのなさ、そこに住む人々の本当の笑顔に悲しみに耐えてる姿、それでも必死で頑張ってる姿、そんなアウラを奈良美智先生と川内倫子さんは、掬い取り、アフガンの人々の精神を、アウラを、形にしたものです。

だからこそ、真っ先に、この『FOIL』さんの原点を真っ先に探しました。

しかしなかなか巡り逢えず、ようやく手元に戻って来てくれました。

とっても嬉しく、やはりこの原点を忘れてはいけないと、初心を思い出し、日々精進しているところです。

2017年4月24日(月)更新

◉野村恵子さん写真集『DEEP SOUTH』(リトル・モア刊)

以前も持っていて、一度手放すことになりましたが、なんとか手に入りました。

沖縄の写真集の中で群を抜いてこれが一番素敵です。

きっと、痛々しく、切実で、なんとか生き抜こうと踠いてる、「楽園を追われたもの」だけが分かる「何か」が潜んでいます。

それでも、生きていこうと、覚悟を決めた人のアウラと、その人々が見つけた空間のアウラが共鳴し、私の魂を揺さぶるのだと思います。

以前、写真展を見せて頂いた時や写真集を拝見させて頂いた時には分からなかったものが、見えなかったものが、「何か」の息遣いが、今ではとっても強く感じられます。

もし今、もう一度沖縄を訪れたら、沖縄の素敵な友人に、今逢ったら、全く違う沖縄が、目に見えない何かが、聞こえない響きが交響し、もう一つの入り口を抜けた沖縄に巡り逢えるかも知れません。

そしてrandomにiTunesを流していたら、沖縄に半年いた時によく聞いたMISIAさんの唄が聴こえてきました。(あの時はMDウォークマンに電池パックつけてたのを覚えてます)

世界は、すべて、必然に仕組まれている。

その仕組みを知る手がかりの1つに、この写真集があると感じます。

そして、今のところ、沖縄に私がもう一度訪れる可能性は極めて低いと感じてます。

「何か」が、過ぎ去ってしまったから。

北谷の夕日の見える堤防の上で、オリオンビールを飲みながら、草臥れた身体と首からぶら下げた埃にまみれたマミヤ6と、足元には漕ぎすぎて悲鳴をあげてる13インチの折り畳み自転車が、物言わぬまま私を守護してくれていたのだなと、感じます。

夕日の落ちる海の中からダイビングのレッスンをしていた人たちが帰り始め、そんな夕日の光景を見にやってきた観光客もちらほらと。

あの北谷の夕日の沈む堤防に置いてきた「何か」が、私を塞き止めているのです。

次のステップへ。

まだ見ぬ「ここではないどこかへ」あるいは「ここかも知れないどこかへ」。

そして「あなたでない誰かと」或いは「あなたかも知れない誰かと」。

2017年4月23日(日)更新

◉森山大道先生写真集『実験室からの眺め』(河出書房新社刊)

森山大道先生の聖地巡礼であると同時に、我々観照者もこの写真集を観照させて頂くことで、一緒に追想させて頂く、聖地巡礼の旅でもあります。

この写真集は、他の写真集とは次元が違い、伝燈を受け継ぐために必要な儀礼的祭祀であり、キリスト教で言う「洗礼」に近いと感じます。

「師を見るのではなく、師が見ているものを見よ」

と。昔の偉人が仰ってましたが、大道先生の眼差しを通して、「かつて、そこに、いた」ニエプス先生の魂を感じ、音霊言霊を感じ取り、阿頼耶識に種子を薫習すること。ニエプス先生の息遣いや思索、魂の揺らぎを感じ取ると同時に、大道先生が感じ取ったニエプス先生の魂の揺らぎをも追想させて頂くという、いわば、時空や次元を超えて入れ子の中で次元を超えて追憶・追想させて頂く写真集なのです。

大道先生の様に、ニエプス先生の写真を部屋に飾ることはまだ叶いませんが、その代わりに、この写真集によっていつでもニエプス先生と大道先生の問いかけを感じ取り追想させて頂けるのです。

本当に、森山大道先生、ありがとうございます。

2017年4月22日(土)更新

◉束芋さん横浜美術館の図録『断面の世代』(青幻舎刊)

束芋さんの横浜美術館で開催された個展の図録。

残念ながら横浜美術館での束芋さんの個展を拝見することは叶いませんでしたが、ギャラリー小柳さんでこの図録と束芋さんのバッグを購入させて頂きました。

以前、DVDを購入させて頂き、世界各地での束芋さんの個展の内容とドキュメントを拝見させて頂き、手で1コマずつ描く束芋さんのこだわりの映像の切実なリアリティが、私の魂と共鳴し交響しました。それ以来、束芋さんのファンであります。

この図録もとても素敵に構成されていて、横浜美術館での個展を彷彿とさせながら、束芋さんの作品集としてとても貴重なものだと確信してます。

また必ずや束芋さんの個展を拝見させて頂きに参ります。

2017年4月21日(金)更新

◉企画・監修:ショーン・レノン氏/絵・文:オノ・ヨーコ先生『見えない花』(CHIMERA LIBRARY刊)

オノ・ヨーコ先生が小さい頃に書いた絵と文を、ショーン・レノン氏が見つけ、企画・監修した名著です。

ショーン・レノン氏の「父と一緒にこの編集作業をしたかった」という言葉に胸が詰まります。

とても素敵なお話で、「大切なものは目に見えない」という重要なメッセージを頂けるだけでなく、この時、既にジョン・レノン先生の登場を予見していたかのようで、「巡り逢いというのは、最初から決まっている」と感じました。

「見えない花」探しに、日々精進したいと思います。

それはきっと、魂を磨き、心の眼でしか見えないものだと確信しました。

2017年4月21日(金)更新

◉鈴木理策先生写真集『KUMANO』(光琳社出版刊)

鈴木理策先生の代表作。ロラン・バルトが「東京の中心はvoidだ」と言った皇居から始まり、何かに導かれるように、何かの徴を探すかのように、そこここを、まるで巡礼をするかのように撮影し、実家の熊野まで巡礼し、熊野の祭祀に参加し、「何か」と交信する記憶の記録。

ご実家が熊野の神社であり、導かれるように、何かと交わりあい、交信し、祭祀の中に神話を見出してます。

名作です。

2017年4月20日(木)更新

◉高砂淳二先生写真集『ASTRA』(小学館刊)

石巻出身の自然写真家・高砂淳二先生の写真集。コニカミノルタプラザにて写真展をされていた時、ご本人にお目にかかり購入させて頂きました。

とても素敵な方で、写真に全てが現れていらっしゃいます。

水中写真家として独立されたら、水中には入れない病気になったとお聞きしました。

そこから自然写真家の第一人者にまでなられた高砂淳二先生の類稀な才能と、色々あったであろうご苦労を考えると頭が下がります。

星に手が届きそうなくらい、とても素敵な写真ばかりで、写真展も素敵でした。

高砂淳二先生に善きことがありますように念願しております。

2017年4月19日(水)更新

◉小原里美さん写真集『SWEDEN』(蒼穹舎刊)

小原里美さんが何度もスウェーデンへ趣き、撮影した写真集。

ご姉妹がスウェーデンでご結婚されたそうで、そのご家族や友人も撮影されています。

そういう経緯があるのも1つの一因かと思いますが、小原さんの人柄が、スウェーデンに受け入れられ、人物もランドスケープも動物も小原さんを受け入れ交信し合って撮影されてるかの如く、自然で素敵な写真です。

旅行者の通過する眼差しとも違う、スウェーデンに受け入れられた小原さんの、パーソナルな眼差しが、私を、観照者を、パーソナルなスウェーデンに連れて行って下さいます。

スウェーデンの光と風が、様々な声やノイズが、とてもパーソナルに包み込んでくれます。

20011年の時は、本当にお世話になりました。

ますます素敵に写真が磨かれて行ってる様に感じます。

2017年4月18日(火)更新

◉栗生田弓著『写真をアートにした男〜石原悦郎先生とツァイト・フォト・サロン〜』(小学館刊)

亡くなられた石原悦郎先生の生涯をご本人から直接お話を聴いたり友人知人にお話を聴いたりして書かれた本。

石原悦郎先生の豪快かつ繊細な生き様が、器の大きさが、改めてありありと感じられます。

若かりし飯沢耕太郎先生らがツァイト・フォト・サロンに集まり、夜遅くまで写真論を戦わせ、互いに切磋琢磨し、今日の飯沢耕太郎先生の礎を築かれた話や、写真家に旅をさせたり、海外へ行かせたりして写真が売れなくても、絵画の売買の利益でツァイト・フォト・サロンを存続させてきた話に、自分の利益ではなく、日本の、世界の写真界を背負って立つ写真家や評論家を育てるために、一生を捧げた、そんな生き様に改めて尊敬の眼差しと共に、遅れてきたエマージング・アーティストとして、無念な思いも残ります。

何度かお話させて頂いたこともあり、最後の方では「私はもう歳だからね。新しい人を大きくするには時間が足りない。タカ・イシイギャラリーさんとかに行くといいよ。」と色々とアドバイスもして頂きました。

そして、2011年11月の震災前の東北・東日本の写真で復興を祈るグループ展に参加させて頂き、その時、作成したDMを直接もらって頂き、アドバイスも貰いました。

もっと、たくさんお話したかったです。ずっと忘れず、石原悦郎先生の教訓を胸に刻んで生きていこうと思います。

石原悦郎先生、本当に有難うございました。ご冥福をお祈りしております。

2017年4月17日(月)更新

◉『フィンセント・ファン・ゴッホ〜没後100年大回顧展の記録』〈《素描篇》、《油彩篇》全2巻函入り(同朋舎出版刊)〉

フィンセント・ファン・ゴッホ先生の没後100年大回顧展の図録を古書で購入しました。函入りで素描篇と油彩篇に分かれていて、重厚な作りなのに、お値段がとてもリーズナブルでした。

素描篇に書かれている文を読み、フィンセント・ファン・ゴッホ先生が素描に命を賭けて取り組み、自在に、素早く描ける様になってから油彩を極めんとしたその心意気が引用されたフィンセント・ファン・ゴッホ先生の手紙から溢れています。

系統的に、体系的に、時系列に並べられていて、それぞれに解説も書かれていて、フィンセント・ファン・ゴッホ先生の手紙の引用もあり、フィンセント・ファン・ゴッホ先生がどんな生き様を描いてきたか、その人生の音霊が、交響し、私の魂にシンクロし調和し、倍音を奏で共鳴して行きます。

私の好きな芸術家は、皆、苦労を重ね、それでも何とか踏みとどまり、世界に絶望しつつも、絶望の中に希望を見出し、生きることの意味を問いかけ続け、センチネルとしての生き様を全うしている人々ばかりなのだと、改めて確信できました。

何よりも私の尊敬する芸術家がシンクロし合い、遠く隔てられているのに、影響を及ぼし合い、交響している様を感じ、それが私にも伝燈として響いてきます。

フィンセント・ファン・ゴッホ先生の見方が変わった素敵な没後100年大回顧展の記録。素敵です。何度でも頁を捲り、絶望の中にある希望を信じて、無根拠の根拠を信じて、信念を貫き通し、生き抜いてやるべきことをやっていこうと、心を新たにしました。日々精進して参ります。

2017年4月16日(日)更新

◉尾仲浩二先生著『背高あわだち草 復刻版』(KAIDO BOOKS 刊)

尾仲浩二先生のあの名作、『背高あわだち草』が復刻版として蘇り、とても嬉しいです。

やはり処女作には、その後の展開のすべての芽が宿っていて、そこから発芽して発展してゆくのだと痛感してます。

尾仲浩二先生の当時の想いやあれやこれやも、そこに吹く風の歌も聞こえて来ます。

お勧めです。

2017年4月14日(金)更新

◉飯沢耕太郎先生著『深読み! 日本写真の超名作100』(ピエ・ブックス刊)

帯文に書かれた通り、選び抜かれた、どの写真家も自分の道をとことん突き詰めた人の、その中からさらに厳選した作品の放つアウラと写真力。

同時に、飯沢耕太郎先生の言葉も、限られた文字数で、突き詰めて、極めた文章力と文脈に託された熱い想いが伝わって来ます。

これを読むと、日本写真の歴史が、分かります。

先日、飯沢耕太郎先生の講演でお聞きしたのですが、全3巻の『日本写真史』を纏めてる最中だそうです。飯沢耕太郎先生のこれまでの集大成として、とても素敵な日本写真史が出来ると信じてます。とても楽しみです。

2017年4月14日(金)更新

◉瀬戸正人先生の名写真集『binran』(リトル・モア刊)

瀬戸正人先生の代表作。台湾のあちこちに存在する「binran」を売る女性たちのポートレート。そこには、車でやって来て、彼女たちから「binran」を買う人々との思い出や関係性も、この一葉一葉の写真のそこここに、場のアウラとして、「そこに、かつて、存在した」何かが、アウラの様に醸し出されてます。

「binran」を売る女性たちの妖艶さは、その場のアウラを身に纏い、巫女的な、導き手のような、存在として、昇華されている気がします。

2017年4月13日(木)更新

◉佐内正史さん写真集『Trouble in Mind』(マッチアンドカンパニー刊)

「佐内正史さんの原点」帯文の言葉通り、ここが原点であり、ここに、全てが詰まってます。その後の佐内さんの展開や深みに向かう全ての根幹が、そこここに芽吹いています。

佐内さんの写真集はどれも好きですが、これと「エヴァ」が飛び抜けて好きです。

はい。これは取り戻しましたが、「エヴァ」はまだ無理です。

必ずや、マッチアンドカンパニーさんから、町口覚さんから買わせて頂きたいと思います。

何度見ても、その度に新たな発見があります。

町口覚さんとのコンビによって、佐内さんの良い所を引き出していて、

「写真集とは何か」

と言ったいろんなことを問いかけて下さってます。

これももう2度と手放しませんヾ(´∀`*)ノ

2017年4月12日(水)更新

◉ウジェーヌ・アッジェ先生写真集『巴黎』(リブロポート刊)

アッジェ先生の写真はいろんな言葉で形容されています。

「殺人現場のよう」「眼差しの記録」などなど。

アッジェ先生が、それまでの写真を変え、ものとの間の交信のような、ものに宿る魂や精神を、その場に潜む「何か」の気配を、「そこに、かつて、存在した」何かの精神と交流し、撮影をすることの意義を問いかけました。

そのためには、巫覡として「存在とは別の仕方で」存在する何かと交信するためには、純粋無垢な存在になる必要があります。

だからこそ、アッジェ先生は、「画家のための下絵写真」と言ってました。

アッジェ先生はずっと挫折の人生を歩み、いろんな夢を諦め、写真を撮ることで金を稼ぐ様になります。

巴黎が大胆に大改革する必要に迫られ、だからこそ、巴黎が、アッジェ先生を選び、撮影させた、とも言えます。

才能とはギフトであり、神の様な何かから付与され、突然降ってくるもの。

同じ様にやっても、ある線を越えることはできない。ルビコン川を渡りきる事が出来るのは、純粋無垢になった選ばれしホメロスの末裔だけなのです。

アッジェ先生が立てた三脚の位置に、身を置いて、往時を感じ取ることはできる。しかし、同じ写真は撮ることはできない。

アッジェ先生に与えられた、使命だったのだと、膨大な写真を拝見させて頂くことで、改めて確信します。

アッジェ先生は「見て、観察して、考える」と言葉を残しました。

見るには視る=神の視線を感じ取り、交信する意味もあると確信してます。

そして考えること。問いかけ続けることこそ、信仰の証なのです。

人間は、問いかけ続け、絶えず己の行為を内省し続ける必要があり、それができたものだけが、純粋無垢な存在へと、魂磨きすることで近付いてゆく。

もっと良い紙に、いい状態で印刷された写真集もありますが、私はこのリブロポート版の膨大な量のアッジェ先生の写真集が一番だと思います。

だからこそ、この写真集を見つけ、買い戻しました。

いつ見ても、絶えず、問いかけが始まり、己の無知さを知り、純粋無垢に近付かんための精進を惜しまず、自分に妥協せず邁進したいと思い襟を正すことになります。

2017年4月11日(火)更新

◉蜷川実花さん写真集『Self-image』(マッチアンドカンパニー刊)

マッチアンドカンパニーの町口覚さん造本の写真集。蜷川実花さんとは原美術館の図録でもやられてますし、『Plant a Tree』という写真集も大好きでした。

残念ながら、『Plant a Tree』は、まだ取り戻せていません。

この『セルフ・イメージ』はとても切ない。90年台前半から最近までのセルフイメージを集めた写真集で、蜷川実花さんが、どう、世界の悪意と闘い、苦悩し、傷つけられ、それでも前を向いて、生きて行こうと決めた、決意と覚悟を示した写真集でもあります。「世界の悪意」に真っ向から対峙し、傷つけられ、それでも自律し、自立してたち続けているその様が、私の心を揺さぶられ、私の心の奥底にある同じような心の痛みが共鳴し、倍音を奏で私の魂を遊離魂感覚でいろんな場所に飛ばしてくれ、いろんな経験をもたらしてくれます。

そして、「世間の悪意」と闘っているのは自分一人ではないのだと、勇気付けられます。

作家とコマーシャルの両方を選び、なんとかバランスを維持しておられますが、だからこそ、余計にマスとして目立ってしまい、マスに潜む悪意の餌食にされている。それを引き受けて、立ち続けてる蜷川実花さんにエールを送ります。

逃げても追ってくる「世間の嫉妬と嘘と悪意」に死ぬまで向き合い続け、表現していくこと。それしか我々に残された道はないのだと、はっきりと示してくれてます。

死ぬまで「祖国なき独立戦争」(©︎鴻上尚史先生)は続くのです。

2017年4月10日(月)更新

◉WILLIAM KLEIN写真集『KLEIN』(aperture刊・1981年)

森山大道先生が最もインパクトを受け、それ以後、クライン先生を目指して己の生きる道を模索し、独自の境地を築いていきました。

ウィリアム・クライン先生の写真は、私も大好きで、インパクトを受けてます。

しかし、ウィリアム・クライン先生の写真集「New York」も「ローマ」も「モスクワ」も「東京」も「パリ」どれも高価で手が出せませんでした。

しかし、2012年にクライン先生の写真集「William Klein Contacts」と、DVD「ポリー・マグーお前は誰だ? Qui êtes-vous, Polly Maggoo ? (1966)」、「ミスターフリーダム Mr. Freedom (1969)」、「 モデルカップル Le Couple témoin (1977)」、「 モード・イン・フランス Mode in France (1984) 」、「イン&アウト・オブ・ファッション In and Out of Fashion (1998)」を購入し何度も拝聴させて頂きました。

また、銀座メゾンエルメスにて「 モハメド・アリ/ザ・グレーテスト 1964-74 Muhammad Ali, the Greatest (1969)」も鑑賞させて頂きました。

クライン先生の発想は、とても斬新で、最先端すぎて、発表当時よりも21世紀の今の方が、より切実に、サンス・オプチュ(鈍い痛み)をジワジワと心の琴線に投げかけ、問いかけて下さいます。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

楽園を追われ、何もかも失い、ようやく手にしたのが、今回の写真集WILLIAM KLEIN写真集『KLEIN』です。

いわば、いいとこ取りで、「New York」、「ローマ」、「モスクワ」、「東京」、「パリ」からセレクトした写真で構成されていて、クライン先生の軌跡を、生き様を追想することが出来ます。

クライン先生とも勝負できるくらいに、世界に爪痕を残さんと日々、精進して参ります。

2017年4月10日(月)更新

◉Richard Avedon and James Baldwin写真集
『nothing personal』(aperture刊・1964年)

若かりし森山大道先生と故・中平卓馬先生が二人で逗子の浜辺で眺めた青春の書だと知ってから、改めてこの本を取り戻しました。そのことを知らない時も、圧倒的な人間のパワー、意思、感情、そして愛情を感じてましたが、それに、若き森山大道先生と故・中平卓馬先生がこの本の頁を捲って熱く語ったであろう写真について、あれこれと想像してしまいます。白バックによる撮影から始まり、有名人から大統領、マルコムX、アメリカ最後の奴隷だった方の肖像など、そして最後に精神病棟の人々。。。

今、こうして全てを失いながらも生き延びた私には、アヴェドン先生がこの並びにした意味と情熱と意思と精神を強く認識し、想像します。

アヴェドン先生は一体どんな体験をし、生き延びたのか。

楽園を追われる前に見たときと、楽園を追われた後、生き延びて、「祖国なき独立戦争」(©︎鴻上尚史先生)を本気で始めた今では、この『nothing personal』の意味するところが大きく変わってより深く観照でき、深く理解でき、少しでも前よりアヴェドン先生の眼差しに近づけたと感じてます。

これもまた、2度と手放すことのない、大切な写真集です。

2017年4月9日(日)更新

◉森山大道先生写真集『写真よさようなら』(パワーショベル刊)

森山大道先生と言えば、この写真集を抜きに語れません。

そして身銭を切って手にしたものだけが、その写真集(あるいはCDやもの全て)に込められた精神的な何かを、命を賭けてその行為をされているものだけが持つ「何か」の極意を、味わうことができるのだと、気づかせて下さった写真集でもあります。

古い友人から一度贈られて見せて頂いた時と、その後、自分で買い直した時、そして、今三度身銭を切って買い戻した時では、写真集が語りかけてくるものの「何か」が、決定的に違う、という感覚を体感させて下さいました。

この写真集を、もう一度問い直し、解体し、己の中で血肉化して、再構築することから始まるのだと確信してます。

それでやっと、森山大道先生に、あの地点から見える景色を見る挑戦権をえられるのだとも確信してます。

震災前のデジタル写真のほとんどを失って、逆に良かったとも思ってます。

今撮っているデジタル写真は、全て、震災を経験した万物の教えに導かれて撮っているのだから。

森山大道先生、素敵な写真集を、極北まで私の魂を連れて行ってくださる写真集を残して下さり本当にありがとうございます。ここから始めます。

2017年4月9日(日)更新

◉Joel Meyerowitz先生写真集『Wild Flowers』(NYGS)

マッチアンドカンパニーの町口覚さんに教えて頂いた写真集。とても切なくメランコリックでありながらも一つの巨きな意思を感じます。

以前も教えて頂き購入させて頂いていたのですが、一度全てを失った時、手放してしまいました。もう2度と、手放さないと、心に誓ったのです。

私の根幹であり、ページを捲るたびに新たな発見があり、心が揺さぶられ、琴線に触れて遊離魂感覚を伴って、ナイアガラの滝の対岸から見たNYを思い、これまで出会い、別れてきた人々を思うのです。

町口覚さん、素敵な写真集を教えて下さり、ありがとうございます。

2017年4月9日(日)更新

◉杉本博司先生写真集『海景』(青幻舎刊)

杉本博司先生の代表作。しかも、全てが海景で海と空の地平線。

1つずつ丁寧に観照しながら、頁を捲っていくと、どんどん、太古の記憶の古層へと、深層意識の奥底で繋がっているのを感じます。

夜の海景もあり、様々な表情を持っていて、奥深さを感じ、自然と一体化する感覚を知覚し、人間の根源であり、内宇宙と外宇宙は一体であり個であり全なのだと痛感致します。お勧めです。

2017年4月8日(土)更新

◉坂倉恒写真集『hush-a-by 〜震災前の石巻の記憶〜』(私家版)
絶版しました

震災前の石巻の写真で構成された写真集。2012年7月31日と8月1日の石巻川開き祭りのイベントの1つとして、実行委員会の認可を受け、写真展をさせて頂きました。

その際、石巻の皆様に貰って頂こうと思い立ち、石巻で作り、貰って頂きました。

今も東京を始め、あちこちで、ぜひこの方に見て頂きたい、貰って頂きたいと思う方に貰って頂いてます。

不正のない公正な復興が石巻を始め東北の皆様の日常を取り戻す礎となりますよう、祈念致しております。