【No music, No life】JUN SKY WALKER(S)「START」

お元気ですか?

貴女に最後に逢ってから、あっという間に二十数年が経ちました。

写真学校の1年目修了展観に来てくれて有難うございました。とても、嬉しかったです。

貴女と一緒に歩いた柏尾川沿いの桜並木をよく想い出します。

1度目は夜桜で、貴女の親友の飲み会に出くわし、一杯だけ飲んだのを覚えてます。

2度目は貴女が辞めたのを知ってから。

貴女と一緒に働いていていつも上手く話せなかったのですが、あの時だけ、沢山、私が考えている事を、これからやりたい事を、お話し出来ました。

貴女にだけ写真家になりたいという夢を言う事が出来ました。

貴女が背中を押してくれたお陰で、私は今も、写真家です。

あれから色々あり何もかも失っても、写真家の魂だけは、詩人の魂だけは、ホメロスの末裔としての自覚と決意は失いませんでした。

そしてこれからも。

貴女の、あの時の言葉を、これからも忘れずに、一歩ずつ、精進していく所存です。

貴女と一緒に見た江ノ島の面影や、湘南の潮風、みなとみらいの古い観覧車、鼠の国のひと時、舞台で一緒に歌ったあの歌は、今でも私の背中を押してくれてます。

JUN SKY WALKER(S)の「START」を最近iTunesで購入し、本気で聴き込んでいます。

貴女が「この歌が好きなの。いつまでも覚えていてね」と言っていたのを一生忘れません。

あの時、貴女が、言った、あの一言の意味を、何度も何度も、考えています。

そして、貴女の沈黙の意味も。

私は、自分の事で手一杯で、あの時、貴女の言葉の意味を、考える余裕がありませんでした。

あの時の私は、あの素晴らしい時間がいつまでも永遠に続くものだと信じて疑いもしませんでした。

何も知らない世間知らずの「勇気のないライオン」は、貴女に、皆んなに支えられ保護されていたのだと気付くのに、二十数年かかりました。

研究発表のOHP担当してくれてありがとう。

貴女と一緒に、いつまでも歌を歌えなかった事が悔やまれます。

弟のような存在を超えられなかった「勇気のないライオン」は、いつも心の穴として、痛みをそこに感じ続けています。

次に巡り逢った時は、貴女と、一緒に、歌を、歌いたい。です。

私を導き、見守り、送り出してくれた貴女と。

貴女と同じ夢を見る事が出来たなら。

私の魂はいつでも貴女の面影を求めて彷徨っています。

きっと、それが、写真家の動機の一つになっています。

お体ご自愛下さい。

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