【映画】夏木マリ主演「生きる街」

先週の金曜日(3月1日)、ラジオ石巻さんの生放送番組を拝聴していましたら、パーソナリテイの松浦佳奈さんが夏木マリさん主演の「生きる街」と言う映画がDVDになって3月2日に発売されるとお話しされていました。

石巻・鮎川を舞台に震災後を生きる人々の生き様を描いた名作で、昨年の3月11日には石巻で舞台挨拶もされていたそうです。

その場で、ネットでポチッと購入ボタンを押しました。

松浦佳奈さん、貴重なお話ありがとうございます。

本日、無事に届き早速DVDを観賞しました。

突然襲った天変地異。あるいは事件・事故。

その衝撃の凄まじさから立ち直るには時間がかかります。

生き延びた人々は、それぞれの痛みを抱えながら、葛藤し、模索し、何かを待ち、死者や面影を想いながら、今を生きる。

「存在とは別の仕方で存在」する何かに導かれ、然るべき刻に、それぞれが感応し合って交感し、それぞれがあるがままを受け入れ、乗り越えてゆく。

ドラマツルギーとは、目に見えない何かが、マクガフィンを媒介として魂の交感を行う事で人間的により深みを獲得するその様そのものとも言えます。

何も無い街。復興途中の街。

その狭間で生き残った人々は死者や様々な面影を背負って生きている。

背負ったものに耐えきれず悲鳴をあげ始めた時、見えない力に導かれて、それぞれがそれぞれの心の痛みを共有しあい交感することで、人間性を深め、逞しく進化してゆく。

それが生き延びた者の責任であり、死者や失われたものから受け取ったバトンを次代へと受け継ぐ事であり、失われし事物の魂を記憶し続ける事でもあると感じます。

涙なしには観られませんでした。

とても名作で感激しました。

素敵な映画を紹介して下さってありがとう御座います。

3月11日に石巻へ行く前に見る事が出来て良かったです。

我々はあらゆるものと目に見えない何かで繋がっている。

また一段階、マトリクスが複雑に高次元になったと感得しました。

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